瞑想RADIO in 広島。空海と弥山
きょうもFM88.8 瞑想RADIOまでアクセスいただきまして、ありがとうございます!
本日は、宮島の霊峰弥山(みせん)に登拝してから、広島市内に入りました。
僕にとって「弥山」といえば、天川村の天河神社の奥宮のある弥山でありますが、その一方で、同じ「弥山」という名を冠した山が、天河と同じ神様を祀る広島の宮島にあることは知っていて、以前からずっと気になっていました。
この宮島を旅で訪れることになって、ガイドブックを見て初めて知ったことー
それは、昔唐から帰国した弘法大師空海が、霊地を探し求めて宮島に立ち寄った際に、弥山を開基し、100日間の求聞持(ぐもんじ)の修法を行ったということです。
実は天川でも、高野山の開山に先立って空海が修行されていたそうですが、その修行の舞台となったのは大峯山系の山々であり、そこには弥山も含まれていたことと、修行最大の行場が、弥山の鎮守として造立された天河神社であると伝えられています。
つまり、世界中から多くの崇敬者を集める厳島神社と天河神社は、どちらも水の神様を祀りながら、弥山という霊峰を御神体とするかのようにその麓に位置しており、なおかつ空海と非常に縁の深い場所になっているという、奇妙にも不思議な一致を見せているのです。
(無事に唐まで渡り、唐から戻るにあたって、その旅の安全と使命全うの心願を込めた、水の神様への並々ならぬ深い祈りがあったからでしょうか。)
(宮島の弥山山頂からの眺望。空海の故郷である四国の山々を臨むことができる。)
そして後で気がついたことですが、この「もう一つの弥山」である宮島の弥山に登拝した2ヶ月前、天川の弥山大祭に初めて参列させて頂いていて、そのときのことを以前記事にしていました。
瞑想フェスという大きなイベントが発足したタイミングで、高野山を開山する前の空海が深く関わっていた2つの弥山に登拝させて頂く機会を得たことは、空海からのご支援を頂いている今という時であることを、感じずにはいられないものがあります。
そして、空海のことを知れば知るほど、なぜ瞑想フェスという活動をお見守り下さるのか、その御心を知ることに繫がであろうという、そんな予感があるのです。
意味深いことに、今回の旅は厳島神社に始まり、天河神社に終わる旅にあります。
ありがとう、厳島神社。
広島では、八昌さんという人気のお店で、美味しいお好み焼きをいただきました。
・・お好み焼きというものが愛される理由を、余すところなく食しているような、本当に美味しいお好み焼きでした!
きょうのミュージック♪
空海さんから、『「ふるさと」をアップするように』というメッセージを、天啓的に頂いてしまいました。
「ふるさと」のロックバージョンです。(空海さん、これで大丈夫でしょうか。)
「ふるさと」 作詞:高野辰之 作曲:岡野貞一
youtu.be "エレキギターでロック風にふるさとを弾いてみました"
ありがとうございました!