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瞑想のある毎日。

瞑想のやり方とコツ3 集中による効果。〜本当のリラックスへ〜

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今日は、『瞑想のやり方とコツ』シリーズの第3回 「集中」についてです。

よく瞑想や禅の指導で言われるのは、入っては出て行く「呼吸」に、意識を集中させましょう、というものです。

先日放送の『ガッテン!』では、呼吸に集中することによって、どんな良いことがあるのかというメカニズムについて解説がされていました。

 

普段、僕らの脳は働き過ぎているそうですが、呼吸のような対象物に意識を置くことで、脳が休まるということなんですね。

それによって、脳機能に休息が与えられて、脳本来の機能を発揮するようになるということで、なるほどなぁ!ガッテン!と思いました。

 

ただ、呼吸に意識を置き続けることによる恩恵は、脳機能の回復にとどまらず、それこそ計り知れないものがあると感じています。

 

例えば、ヴィパッサナー瞑想では、いわゆる「ヴィパッサナー」の修行段階に入る前の、「繊細な感覚を捉える集中を養う」という目的で、2、3日の間ずっと、呼吸に意識を向け続けるということをします。

その裏には、呼吸の一つひとつに、その人の今の状態(心の癖も含め)がすべて表れているという真理もあってのことと感じています。

 

呼吸と共にあるということは、

本当の自分と共にあること、ということですね。

 

ただ、その「集中」や「観察」といったものが、過去の痛みから来るような偏ったものでないかというのは、一つ観察に値します。

 

偏った集中や観察は、心に縛り目を作ってしまいかねません。

僕もかつて、瞑想中の集中や観察といったものは、どれも偏りがあったように思います。

どこか、力が入り過ぎていたというか・・

 

その力みを解いてくれたのが、僕の場合、瞑想会への積極的な参加による、濃い瞑想をする機会を多く重ねてきたことと、フルフィルメント瞑想の教室で提供されている「ジャプーヒーリング」であったと思います。


ヒーリングによって、過去の痛みが癒されてくるとともに、瞑想中においても、日常生活においても、自然なリラックスができるようになってきたという実感があります。

 

さて、そんなフルフィルメント教室で言われている「集中」とは・・

まず、「集中」するというよりは、偏在の働き(空 くう)に委ねましょう!(瞑想は、大いなる委ねの時間)ということと、

あえて意識を置くとすれば、

丹田、ハート、脳の中心という3点、と教わります。

瞑想中に入ってくる「愛・光・エネルギー」にも対応している3点なのですが、


エネルギーの座としての丹田

の座としてのハート

の座としての脳

これら3点への集中が極まったとき、どこでも無い偏在の空間に融け入る。

この偏在の空間こそが、本当の意識の置き場であり、瞑想中に存在全容が開かれていくポイント、本当のリラックスである、ということです。


うーん。。ちょっとマニアック過ぎでしょうか。


でも、この通り「集中」とは、「本当のリラックス」に通ずるものであるということは、とてもよく分かる気がするのです。

 

みなさんも、瞑想のある日常において、「本当の集中」「本当のリラックス」というものに、ぜひ心を開いて、過ごされてみて下さい。

思わぬ発見があるかもしれませんよ!

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ありがとうございました!